人間関係に疲れないための、マインドセット基礎編。

人間関係で疲れる人が知らぬ間にやってるアレ。

人が抱える悩みの9割は人間関係によるものだと言われている。この地球で生活をしている以上、仙人にでもなって山ごもりでもしていない限り、ある程度人との関わりは避ける事はできない。

嫌な上司と顔を合わせたくない、マウンティングばかりしてくる同僚が鬱陶しいなど、仕事においては、あまり関わりたくないと思う人とも時として関わっていく必要があり、家庭の中でも親やパートナーとの関わりがある、友達と言えども、広く浅く付き合っている友達との関係でも疲れることがあるかもしれない。

また、こういう人を見たことはないだろうか。

レジの店員さんが少し手間取ったりした時に「早くしろよ!」なんてイライラしている人。駅で電車が止まった時に、駅員さんに怒鳴り散らしている人。レストランで店員さんに横柄な対応をしている人。仕事、家庭、友人関係だけでなく、一時的に関わる店員さんや、すれ違う人々との関係も含めて「人間関係」と言えるだろう。

さらには、人間関係はあなたの頭の中にまで入り込んでいる。人からどう思われるかということが頭の中がいっぱいになっている人も少なくない。「これを着て行ったら、みんなになんて思われるかな。」「この意見を言ったら、みんなにどう思われるだろう。」とまだ起きていない事象にすら頭を悩ませた人も少なくないのではないだろうか。

このように、あらゆるシーンで私たちは人との関係がある。もちろんネガティブなことばかりではない、学び、刺激をもらい、励まし合い、共に達成したり、時に共感してもらい、親切にしてもらい、愛を与えたり、受け取ったりすることもたくさんある。これもまた人との関わりがあってこそだ。

だからこそ、人間関係については、しっかりと自分の中にしっかりとマインドセットをしておくことで、より豊かで、あたたかい人生にしていけると確信している。

人間関係で疲れないためのマインドセット:他人の人生でも主役になろうとせず名脇役に徹しよう。

あなたの人生の「主役」は紛れもなくあなた自身だ、そして、親であろうと、上司であろうと、大統領であろうが、あなたの人生においては「脇役」に過ぎない。

だから、人生の主役として、脇役の言動から学んだり、時に協力しながら、自分で決断し物語を紡いでいけばいい。しかし、時に他人の人生においても「主役」になろうとすることがある。

いわゆる「価値観の押し付け」がそれだ。「こうあるべきだ!」とか「こうするのが当たり前でしょ!」というようなもの。自分の当たり前を相手に押し付けていくことは、相手の人生の主役になろうとする行動と言えるだろう。

「そんな傲慢なこと私はしない。」と思うかもしれないが、これが思いの他やってしまっていることがある。しかもそれが時に「親切」という仮面の下で行われることがあるので、以外に気がつかないこともある事を頭の片隅においておこう。

相手を思うようにコントロールしようというと少し過激な表現かもしれないが、自分の思うように行動するように仕向けようとするのは、相手の人生の主導権を握ろうとしている行動に他ならない。

これがなぜ自分の人間関係に関わってくるかというと、相手をコントロールしようとして、それがうまくいかない時、あなたはイライラしたり、場合によっては、相手を非難するような思考や感情が湧いてくる可能性があるからだ。

何か困っていたり、相談された時に、アドバイスをするのはいいことだ、自分の考えを述べるのも決して悪いことではない、しかし、それを受け取るかどうか、採用するかどうかは、相手が決めることであり、あなたには一切関係ない。それにもかかわらず、あなたのアドバイスや考えを取り入れることに対して執着してしまうと、あなたの内側の状態は好ましくない状態になる可能性が高い。

相手が自分のアドバイスで変わったり、場合によっては感謝されたりすると、自尊心が満たされる。そのため、親切の押し売り、価値観の押し付けみたいな行動の中毒になってしまうことがある。

お節介焼きもいい、アドバイスもいい、親切な行動も大いに結構。どんどんやればいいと思う。しかしそれを相手が受け取るかどうかについては、一切執着しないことが鉄則だ。

自分の人生では主役を大いに演じ、他人の人生においては、名脇役に徹しよう。

人間関係は自分自身との関係、自分をご機嫌にするために時間を使おう。

私の師であるジム・バグノーラ博士は「人間関係は自分自身との関係だ」と言っている。

先ほどの相手が受け取らなかったら自分がイライラするというのは、自分の内側に、自分のアドバイスを実行しない=自分を否定されている(もしくは、自分の自己顕示欲が満たされない)という不満が残るからだ。自尊心を満たすために、相手がいるのではない。

取り入れたかどうかは別にして、相手にしてあげたことは、あなたの内側に「あたたかさ」のようなものがあるはずだ、これがあなたの内側に良い影響を与える。しかし、あなたが結果に執着するならば、それが受け入れられなかった時には、あなたの内側には良くないエネルギーが生まれ、それがまた心身に影響を及ぼすことになる。相手が受け入れなかったから良くないエネルギーが生まれるのではなく、あなたがあなたのコントロール下にないものに対して執着したからだ。これが自分自身との関係性と言われる所以だ。

ここに断言しておきたいのは、自分自身との関係性を良くするのに、自分の外側で起きている事は全く関係ないということだ。

出来事があなたに不快なエネルギーをもたらすのではなく、その出来事に、あなた自身がつけた「意味」が、あなたに不快なエネルギーをもたらすということを覚えておこう。あなたは出来事そのものを経験しているのではなく、出来事に対してあなたがつけた意味を経験しているのだ。

例えば、前述した、コンビニの店員さんがもたもたしていた時に、「さっさとやってほしい」と思うのか、「新人さんなのかな、頑張ってね」と思うのかで、あなたの内側の状態は全く違う。

出来事と、出来事に対するあなた自身の反応の間に「隙間」をつくることを意識して、その隙間の間に「意味づけ」をするように心がけよう。仮に、何かしらの感情反応が起きたとしても、それに気がついたら、意味づけを変えるだけであなたの内側の状態は全く違ったものになるだろう。

まとめ

人の人生の主役になろうとしないということと、自分自身の内側の状態にもっと関心をもち自分自身との関係性を良くする。この2点以外にも人間関係に関してお伝えしたいことは山ほどあります。しかし、何より大前提としてこの2点をまず頭の片隅にでも置いておいてほしい。

私がコーチングをしてきた人たちには、もう耳にタコができるほど染み込ませているため、これについては「当たり前」担っている。そして最後に少しだけ触れた「意味づけ」についても随分上手になってきて、どんなところでも自分らしさを発揮して、周りと調和の中で成果を出している。

他にも人間関係を楽にするエピソードや、意味づけの極意などはまた別の機会にお伝えしていきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日も、イイ顔して楽しんでいきましょう。

古澤慎之介
古澤慎之介プロデューサー・編集長

ULL編集長、マーケティングのノウハウと、エネルギーマネジメントを武器に、組織課題の発見と解決プランの策定、さらには実行する際のチームビルドと人材育成までを支援。
“日本にもっと「イイ顔」している人を増やしたい“という想いのもと、広告会社、エンタテインメント会社での経験を経てマーケティングディレクターとして独立。マーケティング課題の発見と、ソリューションの提案だけでなく、実行できるようメンバーの育成、チームビルディングまで行う。自身の実践的な体験からエネルギーマネジメントという独自の人材育成の理論とコーチングの手法で、人のポテンシャルを最大化し組織の本当の力を引き出す。

一般社団法人グローバルリーダーシップコーチング協会(GLC)の立ち上げで出会った藤井義彦氏と世界で活躍する講演家のジムバグノーラ博士をメンターとして師事、2018年、ジムバグノーラ博士より「PhB・マスター・プラクティショナー」として認定される。


【活動領域】
●マーケティング戦略 ●組織変革・チームビルディング ●パーソナルブランディング ●コーチング ●PhBマスタープラクティショナー ●クレイセラピー(国際クレイセラピー協会認定クレイセラピスト) ●エネルギーマネジメント