やる気がない人・行動力がない・継続できないのは意思が弱いからではない。自分の中にある「起爆剤」を呼び起こす最強のモチベーションコントロール。
やる気にムラがある人、行動力に自身がない人必見!
あなたは自分が成長するためにやるべきこと、例えば英語の勉強や、筋トレや読書など、色々と先延ばしにしていませんか? 多くの人はそれらを「時間がないから、時間ができた時に」という最もらしい理由を自分に言い聞かせて、行動しない理由にしていたりする。
確かにビジネスパーソンは忙しい、会議に顧客訪問、プレゼン資料の作成、報告書の作成、そして、夜も接待などの会合が入っている。家族や恋人との時間も大切な時間だ。自分に投資している時間なんて全然ない・・・と、思っていませんか?
実は私もそうでした。
私が20代の後半の頃に、目の前にあるタスクをひたすらこなす毎日を送っていました。仕事もガンガンやっていましたし、プライベートでもほぼ毎晩あちこちに飲みに行ったり、自己投資については「時間ない」ということを免罪符に先延ばしにし、「時間ができたらやろう」「いつかやろう」と。
そんな私を見た、とある大先輩から「時間の使い方の棚卸」という自分の時間の使い方を可視化する方法を教えてもらい、実際にやってみたのですが、まあ、ひどい時間の使い方をしていることが判明しまして。それ以来、半年に一度は「時間の使い方の棚卸」をするようにしています。
それを見たら「時間がない」なんて言い訳できなくなっちゃうんですよね。
やり方はとても簡単なので、是非「時間がない」と思い込んでいる方は是非やってみてくださいね。
棚卸というだけあって、自分時間を分類していきます。
分類の種類はたったの2つ「投資時間」と「消費・浪費時間」に分けるだけです。
投資は自分の成長や健康、仕事では成果に寄与している時間かどうか。
消費時間はそれらに寄与していない時間だ。1週間自分の時間の使い方をこまめに(15分単位)でメモしながら投資時間には青、消費・浪費時間には赤を塗っていく。
ただし、その分類には大事な考え方があるので以下をしっかり読んで進めてほしい。
例えば「睡眠」は生存するために絶対に必要なものである。だから睡眠時間は「投資」と考えるの実は間違いである。何時間までなら投資なのか、何時間以上は浪費になるのかをしっかりと見ていく必要がある。必要な睡眠時間は人によって違うかもしれないが、仮に6時間だとしたら、6時間の睡眠は、自身の健康維持やパフォーマンスのために必要な6時間であるから「投資」。しかし、8時間寝てしまったら、同じ睡眠でも6時間は「投資」2時間は「消費・浪費」と考えて色分けする。
同じように「飲み会」を考えてみよう。お酒の席は時に良いストレス発散にもなる。同僚と上司の悪口を言いながら酒を煽るのもストレス解消の意味があればたまにはいいだろう。しかし、毎晩は必要だろうか、せいぜい週に1度くらいがいいところだ。週に1度のストレス解消のための飲みは「投資」しかし2度目からは「浪費」と考える。(回数は個人差はあるが。)
仕事という大義名分が付いていても意味のない飲み会は少なくない。そういうものもしっかりと分類し考える。
そして、もう一つ。
移動時間だ、移動時間、もし通勤に1時間かかっている人は往復で2時間だから、12日間通勤したら、24時間ずっと通勤だけをしていることになる。そう考えると移動時間もバカにならない。移動時間についての考え方は、単に移動しているだけなら「浪費」であり、読書や勉強などの投資時間として使っているなら「投資」と考える。
移動と投資になる◯◯とのマルチタスクをしているかということだ。
他にもあるが、基本的にはこのように同じ項目でも「投資」と「浪費」が分かれるものがあるということを意識しておくことが大切だ。
このような分類の仕方で休日も含めて時間の使い方を可視化していくと、まあ思った以上に「消費・浪費時間」が多いこと多いこと、メモしたスケジュール手帳は真っ赤っかである。忙しい忙しいと言っていた私も、流石に唖然。これを見てしまうと「時間がない」という言い訳は一切できなくなる。
このタスクをやってみてよかったことは、何かをしている時や移動時間など「今のこの時間は投資時間だろうか」という内省する意識を常に持つようになったことだ。もちろん、まだまだ消費・浪費で溢れているという自覚はあるので、定期的に棚卸しをしていきたいと思っている。
ULL編集長、マーケティングのノウハウと、エネルギーマネジメントを武器に、組織課題の発見と解決プランの策定、さらには実行する際のチームビルドと人材育成までを支援。
“日本にもっと「イイ顔」している人を増やしたい“という想いのもと、広告会社、エンタテインメント会社での経験を経てマーケティングディレクターとして独立。マーケティング課題の発見と、ソリューションの提案だけでなく、実行できるようメンバーの育成、チームビルディングまで行う。自身の実践的な体験からエネルギーマネジメントという独自の人材育成の理論とコーチングの手法で、人のポテンシャルを最大化し組織の本当の力を引き出す。
一般社団法人グローバルリーダーシップコーチング協会(GLC)の立ち上げで出会った藤井義彦氏と世界で活躍する講演家のジムバグノーラ博士をメンターとして師事、2018年、ジムバグノーラ博士より「PhB・マスター・プラクティショナー」として認定される。
【活動領域】
●マーケティング戦略 ●組織変革・チームビルディング ●パーソナルブランディング ●コーチング ●PhBマスタープラクティショナー ●クレイセラピー(国際クレイセラピー協会認定クレイセラピスト) ●エネルギーマネジメント